目次
S字結腸による性別適合手術内容
理由:腸を摘出する大手術なので、術後トラブルのリスクが高まるためです。
どうしても、年齢による回復スピードの差があります。50歳を超えると術後の生活の質が低下してしまうリスクが高くなっていってしまうため、あまりオススメができません。そのリスクを承知で行うことも可能ですが、QOLの低下が考えられますので慎重な判断が必要です。
理由:開腹するので、開いた下腹部の傷がなかなか閉じてくれないためです。
脂肪を切ると、その後に癒着しづらい性質があります。なので、脂肪層が術後回復を遅らせてしまう原因となり、退院や帰国が大幅に遅れてしまうリスクが極めて高くなるからです。
長期間のホルモン投与や睾丸を摘出済みの方は、性器の畏縮等のため陰茎の長さや睾丸の皮膚が不足する場合が多くあります。
また去勢を受けていない場合でも、包茎手術により皮膚が不足する場合もあります。
この場合は、S字結腸接続膣形成による性別適合手術が必要です。
下腹部を15センチ程度開腹し、直腸と大腸を繋いでいるS字結腸を10数センチ切り取り膣に転用します。
下腹部に開けられた傷は、傷跡は術後6ヶ月程度で目立たなくなり、2年から5年程度では両端に少し縫合痕が残る程度で、中心部の縫合痕はほとんど判別できない程度に回復します。
これは美容外科だけが出来る特殊な接合法で、通常の外科手術での盲腸の傷跡と比較すると差は歴然としています。
内部のS字結腸は、切り取られた両端は慎重に縫合され、回復後の体への影響はありません。
新しく形成された膣は、潤いを持つ女性器と遜色のない感触に仕上がります。
しかし、反転法に比較すると腸は細菌などを吸収する性質があり、たいへんデリケートです。
常に清潔な性交渉を行なう必要があります。
* 入院期間は平均9泊10日ですが、場合により数日間延長の可能性はございます。(アクアビューティ保証により、料金は変わりません)
手術後最も重要なものは、新しく形成された膣の拡大の試みです。
そのまま処置が無ければ新しい膣は狭窄や癒着により、消滅の可能性があります。
また苦痛のために、後で修正することが非常に困難になりますので、手術後一週間から十日前後に再度処置のための来院が必要です。
帰国後のケアで最も重要な処置は、新しい膣を拡張器で幅と長さを毎日徐々に拡張することです。
ダイレーションは、一人では大変困難で、正しい方法が判らなくなる事が多い様ですが、手術を申し込まれた方には、多数の方の術後の状況を知り尽くした”アクアビューティ特製”の懇切丁寧なケア説明書をお渡ししています。
さらに問題が発生した場合の処置にも、最適な病院のご紹介なども行なっています。
ケアを完璧に行えば、個人差はありますが、性交は手術の2~3か月以降には可能になり、本来の女性同様のエクスタシーを得る事も可能と言われています。
男性の亀頭の神経は女性陰核の神経と類似しているので、小さく集結されることにより感覚鋭くなり、ほぼ女性と同様の性感覚になります。
新しく形成された膣には神経が通い、さらに前立腺や各腺等は温存されていますので、性行為での快感は十分に得られます。
また性感の高まりにより、個人差はありますが各腺から分泌される粘液により、かなり濡れると言われています。
この手術が終了すると、通常女性と遜色のない外観や機能を持つ女性器ができあがります。
深い精神的また肉体的満足感を得られるのは事実です。
当然、個人的な条件を満たしている場合には、戸籍変更は可能です。
これらの手術は現在の医学で安全性、安定性も含め最高峰の治療です。
しかし、これらの性別適合手術は、主に外観上を異なった性にする方法で、完全に同一の形状や機能を持たせるものではない、という事を十分理解ください。
- 上記入院期間は、標準の期間を記載していますが、個々の状況により、医師の判断で延長する場合がございます。
帰国予定が変更になる場合もございます。
これらの場合も、アクアビューティ保証により、お客様の負担はございません。 - アクアビューティには、これらの手術経過等の資料写真等も多数ございますが、ネット上では公表する事は出来ません。
ご来社頂いた方には、十分なご説明と画像の提示をいたします。 - お客様がご帰国後、手術後のアフターケアやメンテナンス、ダイレーション方法等については、アクアビューティのMtF手術経験者が自身の体験や多数のお客様の手術後の経過を熟知していますので、親身になって詳しくメールやお電話でフォローいたします。
どうぞご安心下さい
- 基本的に、各手術時に輸血の必要性はございません。
- ケア等が不完全で、後日膣の長さが不足した場合、追加手術には多くの時間と費用、性別適合再手術S字結腸接続膣再形成が必要になります。
注意
- 経験の豊富な医師と最新設備の整った病院で手術を受けても、絶対に100%安全であるとは限りません。
人の体質も違えば、体調も違います、また回復状況も千差万別です。
万が一の場合のケアやフォロー態勢を十分満たしているのがアクアビューティプランです。 - アクアビューティは過去の膨大なお客様の手術状況や回復状況のデータやノウハウを持っています。
そのデータの元にどういった場合に再処置や再手術が必要かを十分承知しています。
万が一処置が必要な場合は適切な時期に無料で再渡航していただき、全てのお客様に無事に理想の体を得て頂けることを誇りにしています。
* 特に血管や神経を接続する微妙なマイクロサージェリ手術で、喫煙の影響で血管が細くなり手術が不能な場合や、血流不足による組織の壊死等の深刻な症状が出る場合があります。
* 喫煙によるトラブルや手術不能と判断された場合に付きましては、病院やアクアビューティの保証は受ける事が出来ないことをご了承下さい。
以上は病院の手術マニュアルや担当医師、実際に手術を受けられた方等からの情報等を元に、アクアビューティが独自編集したものです。
- 内容、記述に誤りや修正等のご意見がございましたらご一報下さい。
個人でのご利用やコピーは自由ですが、商業的な利用や転載は固く禁じます。
また内容には多数の医学的な内容を含んでいます。 - これらの情報により生じた問題は「情報利用における自己責任原則」ということをご了承下さい。
MtF手術 9泊10日入院 3週間渡航スケジュール例
1日目 | 自宅 | この間はご自身で交通手段を確保して、ご出発2時間前には空港へ到着して下さい。 |
空港 | バンコクまで約6時間で到着します。 例:成田国際空港10時発 – バンコク空港14時着 時差 -2時間有 | |
バンコク到着 | 空港の入国ロビー8番出口で、アクアビューティのプレートを持って現地アテンダーがお待ちしています。 携帯電話をリクエストされた方は、ホテルへの車中でお渡しいたします。 | |
ホテル到着 | 30分程度でホテル到着。 アテンダーと時間・日程・オプション等のスケジュール打ち合わせ後は、ゆったりくつろいで、翌日の手術に備えて下さい。 夜12時以降の食事は控えて下さい。 | |
2日目 | ホテルへお迎え | 朝食は抜いて下さい。 乗用車で30分程度で病院に到着。 |
病院 | 受付、手術手続き、入院手続きなど。 | |
カウンセリング | 通訳を介して医師とのカウンセリング。 通訳を介し、できるだけご希望をお話し下さい。 | |
検査 | 各種検査、腸内洗浄、剃毛など。 | |
手術 | 性別適合手術自体に要する時間は4~5時間ですが、麻酔開始から回復まで6時間程度です。 | |
入院 | 清潔で広々したVIP個室での入院。 | |
3日目~13日目 | 入院 | 完全看護で快適な入院生活。 この間通訳はほぼ毎日病院にお見舞いなどで入っています。 不便な点などをお聞きし、対処いたします。 |
14日目~19日目 | 退院 | 退院手続き後、車でホテルにお送りいたします。 |
ホテル宿泊 | 静かで落ちついたホテルで、くつろいだりテレビや音楽などをお楽しみ下さい。 | |
オプションツアーなど | 退院後からゆっくりとお体を動かした方が血行が良くなり、回復が早いので、アテンダーに申し付けてオプションの観光やお買い物などをお楽しみください。 | |
19日目 | 病院 | 術後検査日が指定されますので、ホテルまでお迎えに上がります。 |
術後検査 | 通訳を介し、手術後の回復状態などの検査をいたします。 | |
20日目 | 予備日 | 帰国の準備や、お土産などのショッピング。 |
21日目 | 帰国日 | 帰国便に合わせてホテルまでお迎えに上がります。 |
空港 | 空港の出発手続きカウンターにはアテンダーが入れませんが、手前までお見送りをいたします。 | |
日本到着 | バンコクから日本までジェット気流に乗るので少し早く、約5時間で日本の空港に到着です。 例:バンコク朝10時発 – 成田国際空港17時着 時差 +2時間有 | |
帰宅 | この間はご自身で交通手段を確保下さい。 |
アクアビューティとは
アクアビューティは、海外での性別適合手術(性転換手術)や美容整形手術を主にタイへアテンドを行っています。
その他にも、国内とタイの医療機関と連携をした不妊治療サポートも行っております。
性別適合手術(性転換手術)の海外アテンド
性別の違和感やギャップに苦しんでいる性同一性障害(GID=Gender Identity Disorder)、性別違和(GD=Gender Dysphoria)の当事者が必要としている性別適合手術(SRS=Sex Reassignment Surgery)ですが、残念ながら日本国内ではまだ高いハードルの先にあります。
そこでアクアビューティは、タイの正式エージェント契約を結んでいるヤンヒー病院、ガモン病院、ミラダ病院にお客様をご紹介し、タイSRSに必要な病院やホテルの予約、渡航に必要な手続き、現地滞在時の通訳や移動手段の確保など、様々な準備を行っています。
アクアビューティの実績
タイの病院へのアテンドを開始してから3000を超える多くのお客様を、ヤンヒー病院、ガモン病院、ミラダ病院、プーケット国際病院(現在はアテンド休止)にご案内しております。
アクアビューティはタイをメインとする性別適合手術と美容整形手術の、日本におけるパイオニアとしての長年の経験と実績で、各病院と非常に強い信頼関係を築いております。
タイの手術レベル
タイは世界の中でも韓国と美容整形の分野で、世界のトップを競っている美容整形手術大国です。
また、SRSにおいては世界最高峰の執刀を誇っています。
そのため、タイの性別適合手術や美容整形手術の技術は年々向上しています。特に性別適合手術は脳外科や心臓外科と並ぶ花形ポジションというお国柄なので、多くの先生が技術を磨いています。
アクアビューティが病院数を絞っている理由
タイは発展途上国ですが、バンコクに行くときに到着するスワンナプーム国際空港は、ガラスをふんだんに使った綺麗で大きな空港です。
発展途上国という言葉の先入観から低く感じてしまっている方もいらっしゃるかと思います。しかし、実際は超高層ビルが雨後の筍のように建設されていますし、地下鉄の交通網も充実していて、バンコクの中心部は先進国さながらです。
世界から観光客や手術希望者が多く訪れる国なので、特に美容に関係する病院が数多く存在しています。そのこともあり、病院や医師によって、設備や技術に大きな差があることも事実です。
そこでアクアビューティは、病院の質、医師の技術、患者への対応、術後のケア、患部の経過、アクセスの良さなどを長年の経験と実績から判断し、全ての項目においてトップレベルの病院にのみアテンドを行っています。
価格を優先してしまいそれほど名が無い病院や医師を選んだばかりに、入院生活が辛いものになったり、術後の回復が悪かったり、清潔感が低かったり、腫れや傷が回復したときの見た目が崩れていたりなど、トラブルの報告を多く見聞きします。
アクアビューティは、お客様の美と幸せを一番に考えています。そのために、病院数を絞っています。