目次
Stage2-1 膣閉鎖 尿道形成手術
* Stage1-1&2手術6ヶ月以降
ここでは、尿道管の位置を変える手術と、膣を閉じるステップです。
女性の尿道は下を向いていますが、男性のは前向きです。だからその向きを変え膣を閉じる事が要求されます。
尿道は膣の内壁の組織を使用し、膀胱から新しい尿道管が形成されます。長さも長くし、前もって新たに形成される予定の、陰茎の尿道と接合する準備をします。
カテーテルは1週間~10日間は挿入し、尿道管が落ち着いた後、取り外されます。
同時に膣の壁の組織を切除し、完全に閉じるために縫合します。
この過程が終わると、患者の膣は完全に閉じられ、尿は男性のように前向きに出ます。
しかしまだペニスはありません。
これらの傷口がおさまるのに、通常は2~3週間かかります。
この手術はStage1-1に比較すると痛みは少なく、激しい運動などをしない限り、帰国後は仕事や日常生活にはあまり影響しません。
患者は1週間~10日間程度の入院と3週間の滞在が必要ですが、経過が良好で医師の許可が出れば、それ以下でも帰国は可能です。
- その場合は、アクアビューティ・プランの保証により、ホテル宿泊代金の一部を返金いたします。
- 日本国内でこの手術を受けられた場合、内部の手術方法の違い等によりヤンヒー病院では以降のステージの手術を行なう事が不可能になります。 過去何名もの国内でこのステージを終えた方からご相談を受けましたが、次の陰茎形成が不可能で生涯そのままで暮らさなければならない事態を招いています。十分ご注意下さい。
Stage2-2 前腕部陰茎尿道形成手術
* Stage1-1&2手術6ヶ月以降
(前腕仮設準備)陰茎形成術:ペニスの尿道は前腕の二の腕の組織を利用して準備します。
ヤンヒー病院ではペニスをつくる時に、前腕の筋膜や皮膚を利用し、顕微鏡を使った技術(遊離組織移植法、マイクロサージェリー)で神経や血液の管を移植します。
なぜこの部分を利用するかといえば、骨や筋肉、筋膜が2本あり、血管や神経、そして一番重要な半年間の自己ケアが行ないやすいと言う数々の利点があるからです。
また神経が形成された時点での十分な性感の確保の点からも、この部分に勝る方法は現在ないと言われています。
組織を切り取った痕には臀部から調達した表皮を薄く延ばして移植し、手術痕を目立たなくする治療も含まれています。
腕の傷の回復度合いには個人差はありますが、他人から見て違和感のない程度には十分な時間をかければ回復いたします。
患者は1週間~10日間程度の入院と3週間の滞在が必要ですが、経過が良好で医師の許可が出れば、それ以下でも帰国は可能です。
- その場合は、アクアビューティ・プランの保証により、ホテル宿泊代金の一部を返金いたします。
帰国後患者は前腕にカテーテルを入れたまま形成されつつある尿道が、次のステージへの準備ができるまで、最低6ヶ月間はセルフケアをしながら外科医からの指示を待ちます。
- 帰国後にカテーテル等が不足した場合もアクアビューティがストックをしていますので、現地料金で提供も可能です。
- この間、万が一感染等により化膿が発生した場合は、一般外科や泌尿器科の病院での抗生物質の投与等の処置を受けていただく、自己処置が必要な場合もございます。 処置を受けても炎症や腫れ化膿等が治まらない場合は、完全な処置のための渡航をして頂く場合もございます。 通常この場合は、手術ミスではないのですが、アクアビューティではケースにより保証の適用も考慮致します。
Stage2-1&2同時手術可能
ヤンヒー病院では、足の組織等を利用した手術は行ないません。また、いわゆる陰核を利用したミニペニス形成も行ないません。
- 上記入院期間は標準の期間を記載していますが、個々の状況により医師の判断で入院延長や帰国予定が変更になる場合もございます。これらの場合もアクアビューティ保証によりお客様の負担はございません。
- アクアビューティにはこれらの手術経過等の資料写真等もございますが、ネット上では公表する事は出来ません。ご来社頂いた方には十分なご説明と画像の提示をいたします。
- 基本的に各手術時に輸血の必要性はございません。
注意
- 経験の豊富な医師と最新設備の整った病院で手術を受けても、絶対に100%安全であるとは限りません。個人の体質も違えば、体調も違います、また回復状況も千差万別です。万が一の場合のケアやフォロー態勢を十分満たしているのがアクアビューティプランです。
- アクアビューティは過去の膨大なお客様の手術状況や回復状況のデータやノウハウを持っています。そのデータの元にどういった場合に再処置や再手術が必要かを十分承知しています。万が一処置が必要な場合は適切な時期に無料で再渡航していただき、全てのお客様に無事に目的のステージまで終了して頂けることを誇りにしています。
- 手術時の血栓症等のトラブルを少なくする為、また術後の経過をよくするために、手術を受ける1ヶ月前にはホルモン剤も含めてあらゆる薬物の服用、また喫煙や飲酒も中止して下さい。特に血管や神経を接続する微妙なマイクロサージェリ手術で、喫煙の影響で血管が細くなり手術が不能な場合や、血流不足による組織の壊死等の深刻な症状が出る場合があります。
- 特に陰茎形成手術は少なくとも半年以上は完全禁煙して下さい。
- 喫煙によるトラブルや手術不能と判断された場合に付きましては、病院やアクアビューティの保証は受ける事が出来ないことをご了承下さい。
以上は病院の手術マニュアルや担当医師、実際に手術を受けられた方等からの情報等を元に、アクアビューティが独自編集したものです。
- 内容、記述に誤りや修正等のご意見がございましたらご一報下さい。 個人でのご利用やコピーは自由ですが、商業的な利用や転載は固く禁じます。 また内容には多数の医学的な内容を含んでいます。これらの情報により生じた問題は「情報利用における自己責任原則」ということをご了承下さい。
FtM手術Stage1-1&1-2,5泊6日入院2週間渡航スケジュール
1日目 | 自宅 | この間はご自身で交通手段を確保して、ご出発2時間前には空港へ到着して下さい。 |
空港 | バンコクまで約6時間で到着します。 例:成田国際空港10時発 – バンコク空港14時着 時差 -2時間有 | |
バンコク到着 | 空港の入国ロビー8番出口で、アクアビューティのプレートを持って現地アテンダーがお待ちしています。 携帯電話をリクエストされた方は、ホテルへの車中でお渡しいたします。 | |
ホテル到着 | 30分程度でホテル到着。 アテンダーと時間・日程・オプション等のスケジュール打ち合わせ後は、ゆったりくつろいで、翌日の手術に備えて下さい。 夜12時以降の食事は控えて下さい。 | |
2日目 | ホテルへお迎え | 朝食は抜いて下さい。 乗用車で30分程度で病院に到着。 |
病院 | 受付、手術手続き、入院手続きなど。 | |
カウンセリング | 通訳を介して医師とのカウンセリング。 通訳を介し、できるだけご希望をお話し下さい。 | |
検査 | 各種検査、腸内洗浄、剃毛など。 | |
手術 | 性別適合手術内容、は同時に乳腺摘出と子宮、卵巣摘出をおこないます。 手術時間は3~4時間ですが、麻酔開始から回復まで5時間程度です。 | |
入院 | 清潔で広々したVIP個室での入院。 | |
3日目~ 7日目 | 入院 | 完全看護で快適な入院生活。 この間通訳はほぼ毎日病院にお見舞いなどで入っています。 不便な点などをお聞きし、対処いたします。 |
7日目~ 10日目 | 退院 | 退院手続き後、車でホテルにお送りいたします。 |
ホテル宿泊 | 静かで落ちついたホテルで、くつろいだりテレビや音楽などをお楽しみ下さい。 | |
オプションツアーなど | 退院後からゆっくりとお体を動かした方が血行が良くなり回復早いので、アテンダーに申し付けてオプションの観光やお買い物などをお楽しみください。 | |
11日目 | 病院 | 術後検査日が指定されますので、ホテルまでお迎えに上がります。 |
術後検査 | 通訳を介し、手術後の回復状態などの検査をいたします。 | |
12日目~ 13日目 | 予備日 | 帰国の準備や、お土産などのショッピング。 |
14日目 | 帰国日 | 帰国便に合わせてホテルまでお迎えに上がります。 |
空港 | 空港の出発手続きカウンターにはアテンダーが入れませんが、手前までお見送りをいたします。 | |
日本到着 | バンコクから日本までジェット気流に乗るので少し早く、約5時間で日本の空港に到着です。 例:バンコク朝10時発 – 成田国際空港17時着 時差 +2時間有 | |
帰宅 | この間はご自身で交通手段を確保下さい。 |
アクアビューティとは
アクアビューティは、海外での性別適合手術(性転換手術)や美容整形手術を主にタイへアテンドを行っています。
その他にも、国内とタイの医療機関と連携をした不妊治療サポートも行っております。
性別適合手術(性転換手術)の海外アテンド
性別の違和感やギャップに苦しんでいる性同一性障害(GID=Gender Identity Disorder)、性別違和(GD=Gender Dysphoria)の当事者が必要としている性別適合手術(SRS=Sex Reassignment Surgery)ですが、残念ながら日本国内ではまだ高いハードルの先にあります。
そこでアクアビューティは、タイの正式エージェント契約を結んでいるヤンヒー病院、ガモン病院、ミラダ病院にお客様をご紹介し、タイSRSに必要な病院やホテルの予約、渡航に必要な手続き、現地滞在時の通訳や移動手段の確保など、様々な準備を行っています。
アクアビューティの実績
タイの病院へのアテンドを開始してから3000を超える多くのお客様を、ヤンヒー病院、ガモン病院、ミラダ病院、プーケット国際病院(現在はアテンド休止)にご案内しております。
アクアビューティはタイをメインとする性別適合手術と美容整形手術の、日本におけるパイオニアとしての長年の経験と実績で、各病院と非常に強い信頼関係を築いております。
タイの手術レベル
タイは世界の中でも韓国と美容整形の分野で、世界のトップを競っている美容整形手術大国です。
また、SRSにおいては世界最高峰の執刀を誇っています。
そのため、タイの性別適合手術や美容整形手術の技術は年々向上しています。特に性別適合手術は脳外科や心臓外科と並ぶ花形ポジションというお国柄なので、多くの先生が技術を磨いています。
アクアビューティが病院数を絞っている理由
タイは発展途上国ですが、バンコクに行くときに到着するスワンナプーム国際空港は、ガラスをふんだんに使った綺麗で大きな空港です。
発展途上国という言葉の先入観から低く感じてしまっている方もいらっしゃるかと思います。しかし、実際は超高層ビルが雨後の筍のように建設されていますし、地下鉄の交通網も充実していて、バンコクの中心部は先進国さながらです。
世界から観光客や手術希望者が多く訪れる国なので、特に美容に関係する病院が数多く存在しています。そのこともあり、病院や医師によって、設備や技術に大きな差があることも事実です。
そこでアクアビューティは、病院の質、医師の技術、患者への対応、術後のケア、患部の経過、アクセスの良さなどを長年の経験と実績から判断し、全ての項目においてトップレベルの病院にのみアテンドを行っています。
価格を優先してしまいそれほど名が無い病院や医師を選んだばかりに、入院生活が辛いものになったり、術後の回復が悪かったり、清潔感が低かったり、腫れや傷が回復したときの見た目が崩れていたりなど、トラブルの報告を多く見聞きします。
アクアビューティは、お客様の美と幸せを一番に考えています。そのために、病院数を絞っています。