SRSの費用って、アクアビューティプランβを見ても、FtMなら130万円くらい、MtFならば220万円くらいなのに、どうして300万円なの?
って思いますよね。
そこで今回は、どうして300万円なのかをお話していきます。
目次
なぜ300万円なの?
FtMのヤンヒー国際病院でのStage1-1&1-2(乳腺摘出と内摘)はおよそ130万円なので、200万円あれば十分です。
MtFのミラダ病院での反転法はおよそ220万円なので、300万円の設定にしています。
なんで手術料金よりも70万円~80万円多く貯める必要があるのかと言うと、
・渡航のための買い物
・現地に持って行く現金
・術後療養時の費用
・戸籍の性別変更のための費用
これらが、手術費用以外に必要だからです。
そうなんです。何かと出て行くお金があるのです……
各項目を、詳しく見てみましょう。
渡航のための買い物
まず1つ目が、渡航をするために必要な準備のためのお金です。
旅慣れている方であれば良いのですが、長期間の海外旅行になりますので、スーツケースも大きい物を用意する必要が出てきます。
パスポートを持っていないのであれば、その費用が1万円ほどします。ちなみに、5年物で申請することをお薦めします。手術後に改名や性別変更をするのであれば、なおさら5年物が良いです。
また、MtFであればゆったりと着られて、かつ動きやすそうなワンピースなどを術後に着ることを推奨していますので、持っていなければ購入する必要があります。
その他にも、ドライヤーやアイロンなどのヘアケア電化製品を持って行きたいとなると、海外の電圧でも使える物を買ったり、そうでなければ変圧器を用意したり、術後にホテルから出たくないなと思った日に役立つレトルト食品を買うとか、入院中に水じゃなくてコーヒーが飲みたいとかなら、そういう物も買うなり、何だかんだと持って行きたい物を買い足すと、5万円や10万円はあっという間です。
現地に持って行く現金
そして忘れがちなのが、現地に現金をある程度持って行く必要があります。
無一文で行くわけにはいきませんので、5~10万円を現金で持って行くことをお薦めしています。退院後の食事や、何か必要な物ができたとか、思いがけない出費が発生したり、お土産だって欲しいと思ったりしたら、このくらいは欲しいところです。
例えばヤンヒー病院であれば、術後の強烈な痛みを和らげるための『ペインフリー』オプションを現地で申し込むのに、3000バーツ(約1万2000円)かかります。
術後療養時の費用
最も大切なのが、帰国してからの療養期間中の生活費です。
多くの方が休職をして、自宅療養をします。
1ヶ月の予定が、治りにちょっと時間が掛かったり、復帰してもいきなりそれまでと同じように働くことができずにお休みが一時的に増えたりということが考えられます。
現地に21日間+自宅療養2ヶ月間となった場合、実質3ヶ月働けません。
最初の1ヶ月分くらいは有給消化でこなせるかもしれませんが、残り2ヶ月は休職扱いになって無給になりますから、その分の生活費がどうしても必要になります。
戸籍の性別変更のための費用
最後に忘れてはならないのが、戸籍の性別変更をするための費用です。
ジェンダークリニックで性別変更のための診断書(意見書)を書いてもらったり、染色体検査をしていないのならばそれも行う必要があったり、ジェンダークリニックと裁判所の交通費やら、戸籍謄本や住民票も必要ですし、裁判費用も少額ながら払わなければなりません。
名前や性別が変更されたら、様々な登録したものの変更もあり、それには役所に行ったり、警察署に行ったり、場合によってはお店の窓口に行く必要があるものもあったり、細かいお金が積もりに積もって、なかなかの額になっていることでしょう、
なので、70万円~80万円はSRS費用以外に準備しておいた方が良いのです。
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