ジェンダー関係の用語も多種ありますが、その中から解説をしていくシリーズです。
知りたい用語がありましたら、遠慮無く【ご質問・ご相談等、お問い合わせフォーム】よりご連絡ください。
初回は、純女(純男)とシス女性(シス男性)の違いについてです。
目次
純女(純男)とは?
まず、読み方ですが……
純女(じゅんめ)
純男(すみお)
です。
人名ではありません。
純女=純粋な女性
純男=純粋な男性
という意味になります。
ここでいう『純粋』とは、
戸籍性別・身体の性別・性自認の3つが一致している状態です。
ですから、生まれたときに判定された性別と、身体の性別と、自認している性別が一致している一般的な性別で生活している多くの方が、これに当てはまります。
そして、元トランスジェンダー(SRSを受けて戸籍の性別も変更した人)も、こう呼ばれます。
シス女性(シス男性)とは?
シスとは、シスジェンダーの『シス』です。
そしてシスジェンダーとは、トランスジェンダーの対義語として生まれました。
そのことから、
シス女性の対義語は、トランス女性
シス男性の対義語は、トランス男性
となります。
トランス女性といった場合は、
・性別違和がある、生まれたとき戸籍性別が男性の人(=MtF)。
・性別移行段階のMtF。
・SRSを受けたが戸籍の性別を変更していないMtF。
そして、
・戸籍の性別を変更したが、元は戸籍が男性だった今は純女。
も含まれます。
ですから、
シス女性=純女 ですが、
純女=シス女性 にはなりません。
シス○○とトランス○○と純○
この3つを使いこなせている方は、当事者でも意外と多くありません。
逆に当事者ではないのに使いこなせている方は、ジェンダーに対する興味関心を持たれている方ということになるのかもしれません。
このように、似ているようで実は意味が全く異なる単語が、ジェンダー用語にも存在しています。
知りたい用語がありましたら、遠慮無く【ご質問・ご相談等、お問い合わせフォーム】よりご連絡ください。
SRSを考えているトランスジェンダーさんへ。
アクアビューティは、お客様の美と幸せのお手伝いをいたしております。
勇気を持って、最初の一歩を踏み出しましょう!
お問い合わせやお申し込みを、心よりお待ちしております。