徒然なるままに

自己女性化性愛症(オートガイネフィリア)とは?

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性別を考える

コラム化して欲しいというご要望をいただき、GID(性別違和・性同一性障害)とAG(自己女性化愛好症・自己女性化性愛症)について深掘りしてみます。
ご要望をくださいましたK様(仮名)、ありがとうございます。

性自認が男性なのに女性器に変えたい?!

GIDの診断には、身体の性別と自認している性別が乖離していることが大前提となります。
なので、身体の性別=自認している性別の場合は、GIDとは診断されません。
しかし実際に、イコールの方でも性器を変えたいと望んでいる方が存在します。
特にその多くが男性と言われていて、

自己女性化性愛症(オートガイネフィリア)=以降【AG】』

と呼ばれています。

男性だけれども、女性としての性快楽を得たい、女性側での性交渉に憧れる、女性の身体になりたい……などの基本的に性欲や強い女性同化願望があると、AGと診断されることがあるようです。

私は医師ではありませんから診察や診断はできませんが、ご質問者のK様は、このAGに該当するのではないかと思い、今回のコラムを書いていきます。

GIDとAGは、全く異なるの?

一言で言えば、全く異なります。
しかし、MtFのGID当事者にAGの部分が皆無か?と問われれば、それは否である方もいるでしょう。

例えば私自身も、女性側の気持ちで映画やドラマを見て感情移入していたので、性的なコンテンツでも女性側の立場で妄想をしたりとか、当たり前のようにしまくっていました。ここで自分を着飾っても何も美味しくないので、ぶっちゃけて話しますが、男性側の気持ちでそれらを見たことは一度もありません。
ですが、AGだからGIDになったのではなく、GIDだからAGと同じ部分を持っていた、という表現が私自身についてはしっくりきます。
だって、その部分がないと私の当時の診断名『性同一性障害(性転換症)』について、説明がつかなくなってしまいます。
身体は男性です、性自認は女性です、でも性交渉については男性として行いますでは、男性器を使用する行為がメインとなって苦痛がないわけですので、仮に性同一性障害だったとしても、性転換症までは患っていないということになると思うのです。
実際に、GIDと診断をされても、SRSまでは望んでいない当事者が沢山います。むしろ、その方が遥かに多いです。いわゆる、周辺群と言われる方々です。そしてSRSも迷い無く望んでいるGIDは、中核群と言われます。
今現状で、この周辺群や中核群という単語が使われているのか分かりませんが、とても便利な単語なのでこのまま使用していきます。

周辺群の中には、SRSについて、
・全く考えていない
・何となくしたいけれど別にしなくても構わない
・するかしないか迷っているけれど、しない方を選択するだろう
というように、かなりのグラデーションがあります。
ただし、
・本当はしたいけれど肉体的や精神的、社会的な理由からできない
という場合は、明確に行いたいという気持ちがあるので中核群に入るのだと思います。
話を戻しまして……
これだけグラデーションがある周辺群ですので、中には実はGIDなんだけれども男性社会にきちんと溶け込め、性自認も男性として疑っていない(性自認を意識したことがない生き方をしている)が、なぜか女性の身体になりたい、という方もいるような気がします。
こうなってしまうと、性自認としっかり向き合ったとしても男性になりますから、GIDではありませんので、AGという診断になった方もいるでしょう。

逆の例であれば、GIDではないんだけれども、女性のような性的な快楽を経験してみたいし、女性同化願望もあるので、女性の姿で社会に出ていたら、自分は本当は女性なのではないか?と思うようになり、男性として生きていくことが辛くなってしまったから、ジェンダークリニックで診察を受けたら性転換症がある性別違和の診断を受けた、という方もいるのではないかと思います。

ですので、MtF-GIDとAGは、全く異なるけれども、切り離して考えてはいけない要素と言えるのかもしれません。

SRSは受けられるの?

SRSは、Sex Reassignment Surgeryの略語です。
直訳をすると、『肉体性別を再判定する手術』になります。
言葉遊びになってしまいますが、性転換手術=性別を変える手術とは意味合いが異なっています。

GID当事者は、性自認と肉体性別が異なっています。その度合いが高い場合は、肉体を自認している性別に合せるために『性別適合手術』を受けます。性別を変えるという手術ではなく、肉体性別を性自認に一致させるための手術です。

ですのでAG当事者の場合は、GIDガイドライン上でのSRSを受けることができません。
タイでSRSを受ける場合も、手術の前にタイの精神科にてタイの診断基準でのGID診断が出ないと行えませんので、国内では無理だけれどタイならOKということは不可能です。
そもそもとして、タイでのGID診察のためには、日本の医師からGIDの診察を受けている必要があり、その書類も提出しなければならないのです。

ですが、変な言い方をすれば、日本の医師からGIDの診断が出ていれば……?
これ以上の事は私の立場上、語ってはいけないような気がしますので、お口チャック(笑)

でもGIDとADの術後経過には逆転現象が!

正確な数字やエビデンスを私は持っていないので、あくまでも伝聞やネットでの情報からになりますが、GID当事者とAG当事者とがSRSを受けた後に後悔をしたり鬱状態になったりする割合を比較すると、予後が安定しているのがAD当事者ということが多々言われています。

実際に私の界隈でも、SRS後に人生がおかしくなってしまった人が何名かいるのですが、その全員がGIDと自認していてGID診断が出た人です。
ジェンダーカウンセラーをしているので、GIDやAGの境界上にいる方にカウンセリングすることが多々あります。あくまでも私が関わった狭い範囲での話ではありますが、その方々がGIDの診断を取り、SRSを受けた後に人生が悪い方向に進んでしまった人が、今のところ私の知る範囲ではゼロだったりします。

このように、AGやAGありGIDの方のSRS予後が安定しているのも、事実といえそうなのです。

このようなことで迷われている方へ

30分4000円で、ジェンダーカウンセリングを行っています。
占いなどではなく、多くの当事者と関わってきたことで得た経験と知識から、

・GIDやAGの可能性があるのか
・趣味の女装が転じただけなのか、GID起因の女装行為なのか
・そもそもクリニックなどに行ったほうが良いのか

などの、ジェンダーに関係する様々なご相談やお悩みをお聞きいたします。
ジェンダークリニックやメンタルクリニックに行く必要があるのか、行こうかどうか迷っている方など、医療機関で相談するにはモヤモヤしているとか、そこまで大袈裟ではないとか、相談する前にワンクッション入れてみたいという方は、私のカウンセリングを受けてみてください。
東京オフィスで対面かSkype(カメラ無しもOK)でのカウンセリングが可能です。

その後にSRSの方向に進んで行くとなった場合は、そこからは相談料は無しでアクアビューティとしてのアテンド相談へと移行できます。

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