2022年8月19日。
東京高裁にて、画期的な判決が出ました。
MtFでもお子様が欲しいという当事者にとって、大きな希望の光となる話題です。
目次
凍結精子による不妊治療という選択
性器嫌悪があるMtFにとって、我が子を授かるには精神的なハードルがとても高い問題です。
パートナーが現状いる場合は、SRS前(またはホルモン療法前)に精液を採取し、パートナーの卵子と人工授精させてパートナーの子宮に戻すという方法で、性交渉を行わずにお子様を授かるという不妊治療を選択できます。
しかし現状パートナーがいないけれども我が子を望んでいる場合は、精液を採取したのち凍結して保存をする【精子の凍結保存】を行うことによって、可能性を残すという選択をすることができます。
パートナーができ、同意を得られれば、パートナーの卵子と凍結していた精子を人工授精で受精卵(胚)にします。そしてパートナーの子宮に戻すことで、妊娠、出産と進むことができます。
アクアビューティでは、精子の凍結保存についてご相談に乗ります。
ご興味のある方は、
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親子関係を認める画期的な判決が出ました
2022年8月19日に、東京高等裁判所にてトランス女性とシス女性の間で授かったお子様について、親子関係を認めるという画期的な判決が出されました。
性別変更前、長女と「親子関係」 凍結精子出産で、次女は認めず―東京高裁
性同一性障害で男性から性別変更した40代女性が凍結精子を用いて、女性パートナーとの間にもうけた女児2人との間に法的な親子関係が認められるかが争われた訴訟の控訴審判決が19日、東京高裁であった。木納敏和裁判長は、2人との親子関係を否定した一審東京家裁判決の一部を取り消し、性別変更前に生まれた長女について親子関係を認めた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022081900793&g=soc
引用:JIJI.COM
この判決では、残念ながら次女の親子関係が認められませんでした。こちらに付いては、上告をして最高裁に進むとのことです。
しかし、【SRSを行っても戸籍の性別を変更する前の子であれば、親子関係が認められる】という判決が出たことで、今までは閉ざされていた、性器嫌悪があるMtFの凍結精子による不妊治療での我が子を授かるという道が開けました。
精子凍結の場所
タイにて行います。
精子も卵子も凍結をした状態で移動をすることが、とても難しいという現実問題があります。
MtFの凍結精子を解凍してパートナーさんの卵子とで人工授精させるには、多くの理解を持った病院で行う必要があります。
そのためには、国内ではなくタイで精子凍結を行うことが、その先の不妊治療において現状ではハードルが多少なりとも下がります。
タイでの精子や卵子の凍結実績はありますので、一考の価値は大いにあると考えています。
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