渡航や手術、滞在のための料金は前もって全て支払ったけれど、でもやっぱりタイで買い物とかするにはタイのお金（タイバーツ：THB）が必要だと思うけれど、出発する前にある程度は円（日本円：JPY）をバーツに替えておいたほうがいいのかな？
というご質問を時々いただきますので、それにお答えいたします。
目次
事前の両替は必要？
答えを先に言ってしまうと、
日本国内では絶対に円→バーツの両替をしないでください！
これには明確な理由があって、交換率（レート）がタイ現地よりも悪いことがほとんどだからです。しかも、申し訳ない言い方をしてしまうと、ボッタクリのような酷いレートのところばかりです。
なので、
円からバーツの両替は、絶対にタイで行いましょう！
どうしてタイで両替したほうが良いの？
日本の街中をあるいていても、両替所ってあまり見掛けませんよね？
大きなターミナル駅とか大きな繁華街で、ときどき目にするくらいです。
あとは、銀行なので外貨にするのが一般的です。
ところがバンコクは、街中の至る所に両替所があります。住宅街のような場所の裏路地みたいなところにも両替所があったりするほどです。
日本は、両替所が競争をしていません。なので、手数料を結構高めに設定している所が多いのです。
ところがバンコク（タイ）は、至る所に両替所があるので、手数料で競争をしています。
また、他国のお金を自国のお金に換える場合の手数料は比較的低めに設定されていることが多く、逆に自国のお金を他国のお金に換える場合は手数料が高めになっています。これは、どこの国でもだいたい同じです。
これらのことを総合すると、現地のお金にしたい場合は現地で行うというのが基本になります。
まずは飛行場で少し両替
アクアビューティのアテンドでは、空港で弊社スタッフと待ち合わせたときに、まず最初に空港で円からバーツへの両替を行います。ひとまず、2万円ほどです。
為替相場は刻一刻と変化していますから、その時にならないと2万円が何バーツになるのかは分かりませんが、例えば1バーツ3.5円であればそこに手数料が少し入って、2万円が5500バーツくらいになるでしょうか。
逆に5500バーツをタイ現地で日本円に戻そうとすると、手数料が入っておよそ16,000円くらいになってしまうので注意が必要です。
両替の基本は一気に沢山ではなく、1～2万円ずつ細かく行っていくのがポイントです。
アクアビューティの現地アテンダーは、両替率が良いショップをいくつも知っているので、安心して任せてください。
なお、両替をする際はパスポートを提示しなければなりませんのでお忘れなく。
一番使うのは細かいお金
まず、タイはチップ社会です。
基本的にチップは20バーツ紙幣で渡すのが一般的ですので、両替の際は20バーツ紙幣を少し多めにもらっておきましょう。また、20バーツ紙幣が紙幣の中で最も小さいお金ですから、お買い物をしているときにも使う機会が多いです。
そのようなこともあって、使い古されてボロボロの20バーツ紙幣を手にすることがあるかもしれませんが、日本のように綺麗な紙幣へ頻繁に交換されていくわけではないので、気にせずに使いましょう。
ちなみにバーツよりも小さな単位として、サタン（S）という単位があります。補助的に使われる硬化です。
100S＝1B
です。
お店で買い物をするとき、12.5Bと書かれていたら、12バーツと50サタンということになります。13バーツを出せば、50サタンがお釣りで返ってきます。
逆にちょっとした買い物をするくらいのお店では、500バーツや1000バーツの紙幣を嫌がられることもあります。また、屋台で支払うときも、大きなお金は下手をしたら拒否されてしまいます。気を付けてください。
タクシーに乗るときは、メーター料金にチップを足して支払うのが基本です。
言い方を変えてしまうと、お釣りをもらえないことがあります。お釣り＝チップと思っている運転手が沢山いるからです。
なので、大きなお金しかないときは、どこかでちょっとした買い物をして、細かいお金を持った状態で乗ることをお薦めします。
帰国するときバーツが多めに余ってしまったら
まずは、アテンダーに相談してみてください。
そこで上手い具合に行かなかったら、帰国してから円に戻すほうが良いです。
最近は日本の空港などに、外貨（バーツの場合は紙幣のみ）を日本で一般的に流通している電子マネーとして両替してくれる『ポケットチェンジ』という機械が設置されていたりします。ただし、銀行での手数料にくらべて幾分か高く取られてしまうので、持っていても仕方ない少額程度であれば便利かと思います。
そうではなければ、次にまたタイに行く機会があるかもしれませんので、それまで取っておきましょう！
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