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8月18日(バンコク7日目)・日本とは違う処方薬の購入方法と帰国路

渋滞が当たり前のバンコク市内

アクアビューティ東京の、りえです。

「今日の夜には、もう帰国の飛行機に乗っているのか~」と思うと、何だか寂しい気持ちになってしまいます。
しかし!今日はバンコクの大きな薬局を視察しておきたかったので、午前9時すぎに出発しました。
バンコクの渋滞は名物と言われています。
大都市なのに電車や地下鉄の交通網があまり整備されていないため、どうしても車やバイクでの移動がメインになってしまうのが大渋滞の原因の1つです。
急ピッチで工事が行われているのですが、全く間に合っていないのが現状です。
けれども、いくつか路線はあるのです。でも、それを使わずに車で移動してしまう理由を聞いてみると、

「最寄り駅に着いても、そこから目的地まで30分歩く距離ということが良くあるので、結局はタクシーを使うことになります。だったら最初から車で移動した方が良いって考えになってしまいます」

なるほどねー。
東京や大阪のように、そこら辺に駅があるから電車+徒歩で行こうと考えるのであって、例え大都市だとしても駅が少なければ最初から車移動しか選択肢がなくなってしまうのですね。

ただ、アクアビューティの専属運転手シットさんは、裏道など沢山知っているので、空港・ホテル・病院間の移動がスムーズなことが多いので安心してください。どうしようもない渋滞にハマってしまったときは申し訳ありませんが……

ちなみに行きは都合で一般のタクシーを利用したのですが、渋滞に次ぐ渋滞の道ばかり使われてしまって、チャオプラーヤ川の西側にあるやや遠い薬局だったこともあって2時間近く掛かってしまいました。

巨大な薬局

日本では最近、処方箋を受け付けているドラッグストアも増えてきましたが、一般的な処方薬を扱う調剤薬局というと、受け付けと待合席があって、少しだけ物販があるような小規模の店内ということが多いですよね。

やっとのことで辿り着いた薬局を見た瞬間。

私:「え?薬局?スーパーみたいな大きさじゃん!しかも2階建てだし!

と、ちょっとテンション高めにアテンダーに言ってしまいました。

ただアテンダーは慣れたもので、

「この規模は珍しくないですよー」

ですって。

店内は、日本で言うところの医薬品、医薬部外品、介護用品、サプリメントなどが、山のように陳列されていました。
ところがアテンダーはそれらに目もくれず、店内奥のエスカレーターに。

後ろを付いていくと、2階はいわゆる処方薬のフロアでした。
お客さんが自由に手に取れる薬もあれば、カウンターの中に並べられている薬もあり、少し日本の調剤薬局に似たような作りになっているのですが、規模が桁違いに大きいのです。
お客さんも沢山います。カウンターも沢山あり、スタッフも沢山で、とにかく何もかもが沢山なのです!

日本とタイでは全然違う処方薬

そしてお客さんも、処方箋のような物を提出している感じではありません。
カウンターに行き、スタッフに何かを伝えると、それが他のスタッフに伝えられ、その方がカウンター内や別ブースに行って薬を揃えて持ってきてくれる、そんな遣り取りがそこかしこで行われています。

タイには処方箋はありません。特別な薬は医師がメモを出すこともありますが、基本的にお客さんが自分で症状を伝えてスタッフが薬を用意します

私:「ならば、誰でも買えるということ?」

「そうです。翻訳アプリを使えば、タイ語が話せない人でも買えます。でも意味が違って伝わるかもしれないので、タイ人の通訳を通して買った方が良いと思います」

私:「確かに、そうだよね。ニュアンスの細かな違いまで翻訳されないとか、違う意味に変換されちゃうこともあるもんね」

「はい」

昨日、一日を寝て過ごし、大きなイビキをかいていたのであろう私。
実は喉が痛くで、しかも声が嗄れてしまっていました。

そんなとき誰でも手に取れる場所に並べられた、のど飴と思われる文字が躍るパッケージを見付けました。

私:「これ、のど飴?」

「はい、そうです。薬ののど飴です」

私:「カウンターに持って行けば買えるんだよね?」

「はい、問題無く買えます」

というわけで、7種類あったので1つずつ買ってみることにしました。
カウンターでは特に何か聞かれたり説明があったりするわけでもなく、レジでバーコードをスキャンして出てきた金額をそのまま言われ、その通りに支払いをすると、あっさり購入することができました。

裏面のタイ語の説明をGoogleレンズで翻訳して、喉の痛みと声嗄れの症状に最も良さそうな1つを選んで舐めてみました。夕方には、治っていました……
帰国してから調べてみたら、おそらく医療用の成分だと思われる薬が入っていました。

ある意味で、怖いですよね。
日本であれば処方箋がないと購入できない、または薬剤師から説明を受けなければ購入できない第1類医薬品のようなものでさえ、誰でも簡単に買えてしまうというのは。

タイの薬事情を調査できたのは、大収穫でした。

さよならバンコク!また来るね!

薬局を出る前に運転手のシットさんに連絡をすると、40分くらいで到着できそうとのこと。なので、お昼を食べながら待つことにしました。

アテンダーお薦めの、パッタイです。
周りにいるのはタイ人ばかり。ここもインバウンドのお客さんは少なそう。
近くでは、誕生日を祝っているタイ人のおばさま集団。
ローカルなお店で、本場のパッタイ。
最高でした!

その後、シットさんの裏道チョイス炸裂の運転により50分ほどでホテルに到着。
行きの2時間は何だったんだ?
と思いながら、流石はシットさん!と大感謝しながら車を降りました。

それから私の部屋で少し打ち合わせをしていたら、もう空港に向かう時間となってしまいました。
1週間は、あっという間ですね。

再びシットさんの運転で、空港に向かます。
高速道路からスワンナプーム国際空港のネオンサインを目にする度に、切ない気持ちになります。
もう帰国なんだなぁ。もっと居たかったなぁ。
何度来ても、毎回思います。

フライトの4時間前に空港到着。
アテンダーとシットさんに感謝と別れの挨拶をして、帰路に就きました。

っていうか、早く到着しすぎたので制限エリアの中を色々と見て回ったのですが、それでも時間を持て余してしまい、バーガーキングで日本には無さそうなハンバーガーを食べようかなと思ったのですが、空港価格で驚きの値段に!

これなら、制限エリアに入る前に、1階にある【マジックフードポイント】というフードコートでガパオライスと空芯菜炒め(私にとってのタイ飯最強コンビ)を食べておくべきでした。

後の祭りも楽しんだので、素直に搭乗ゲートに向かうことに。
近くのベンチでぼぉーっと動画を見ながら時間を潰し、今回のタイ出張が終わりました。

またね!タイ!
またね!バンコクスタッフのみんな!

そして次回、完結編。
羽田に着いてからの想定外、
【ちょっと待って!東京って******ですけれど!】

お楽しみに!

 

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