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8月15日(バンコク4日目)その3・ヤンヒー病院の運営中核を担う国際部責任者ナイパ先生

ヤンヒー病院の最上階にて

アクアビューティ東京の、りえです。

続いては、国際部責任者のナイパ先生と面談の時間です。
ヤンヒー病院の最上階にエレベーターで上がりますが、毎度毎度、緊張してしまいます。なぜなら最上階は、病院のトップ役員の方々のフロアだからです。

ナイパ先生はとてつもなくお忙しいので、立ち話だけでもお時間を頂けたら本望ですとお伝えしていたのですが、なんと大きな会議室での会合をセッティングしてくださっていました。

ここでは私も、ビジネスマンとしての礼儀作法でしっかりとした言動が必須です。
アクアビューティからのお客様が安心して治療を受けて頂けるように、ヤンヒー病院とこれまで以上に円滑に連携をしていくための大切な話し合いの場です。

新しい腹膜法SRS-FLPFVの説明とこちら側の要望提示

ナイパ先生の通訳を、トゥーンさん。
私の通訳を、ミドリが担当します。

まず最初の議題は、ウォラポン先生が開発をした新しい腹膜法についてです。
詳しい説明をヤンヒー病院が動画を作成したとのことで、そちらを大きなスクリーンに映しながらの説明でした。
そしてさらに、詳細を動画にするとも話されたので、是非とも日本語訳を付けて日本人にも紹介をしてくださいとお願いをしたところ、二つ返事で快諾くださいました。
ナイパ先生とウォラポン先生が、対話形式で解説をする動画です。
完成の連絡がありましたら、こちらでも紹介させていただきます。

そして次に、腹膜法を受けてからの入院期間やバンコク滞在期間について、希望を述べさせていただきました。
具体的には、反転法やS字結腸法は21日間の滞在なのですが、現状では腹膜法は最低でも28日間の滞在、可能であれば30日以上の滞在を病院から提示されています。
しかし、日本ではなかなか、特に就職していると、長期の休暇が取りづらい風潮があります。そのこともあって、腹膜法を希望していても、会社を長期間休むことが難しく、退職も覚悟の上で臨まなくてはならないことを告げ、患者さんが一日でも早く回復できるよう、さらなる発展を期待していることを伝えました。
これはナイパ先生も初耳だったようで、日本人にも選択の幅が広がるように努力していくと回答をいただきました。

手術料金についても尋ねたところ、どうしても腹膜法は医師の数、スタッフの数が多くなり、手術時間も長くなることから、他の術式に比べて割高になってしまうのは理解して欲しいとのことでした。

その後、世間話をしたり、冗談を言い合ったりして和やかなひとときがあり、時間もお昼を回ったこともあって、会議も終了となりました。

大いなる友好関係

会議室を出たところで、ナイパ先生からさらなる友好を築いていきましょうと、笑顔で手を握っていただき、そこから写真撮影をさせていただきました。

写真では見えませんが、お互いに背中に手を回した上で、ガッチリと力強く握手をしています。

そして、集合写真です。
用事でパットさんはじめ数名がこの場を後にされてしまっていたので全員ではありませんが、実はこれだけの大所帯で院内を移動していました。

ナイパ先生、お忙しいところをかなりのお時間を割いてくださって、心より感謝いたします。
これからもよろしくお願いいたします!
ありがとうございました!

 

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